入れ歯が向かないタイプってありますか?またどのように対応したらよいのでしょうか?その2

骨隆起がある人
骨隆起とは、骨が過剰に発育することによって下顎や口蓋にできる、非腫瘍性(ガンではない)のふくらみのことを指し、歯牙に大きな力がかかる場合などがその原因と言われています。
(ちなみに骨隆起が頻繁に認められる部位には、下顎舌側、上顎口蓋、上下顎頬側があります。)
この骨隆起がある方は、咬合力が過大であるがゆえに、歯牙を破折させたり、歯牙周囲の骨を破壊することも少なくありません。
また骨隆起が認められる方は、入れ歯で苦労されている方が多いという現実があります。
これは、骨隆起の上には入れ歯の外形を設定しないので、入れ歯の大きさが小さいのに、その上にかかる力が普通の人よりも大きくなっているからです。
それでは、骨隆起があり、歯牙をすでに失っている方は、どうしたらいいのでしょう。
一つは、骨隆起をすべて削り取り、通法通り入れ歯を製作する選択肢です。
一般に骨隆起の上には薄い粘膜が一層だけですから、骨隆起除去治療後の治癒には長期間を要し、痛い思いをする期間がどうしても長くなります。
もうひとつは、骨隆起をそのままにして、歯牙を失った部位には、インプラント治療を行なうという選択肢です。
こちらの場合、骨のボリュームは十分あることが多いので、埋入自体はそれほど困難ではありません。
インプラントをすることで、現在残っている歯牙が負担する咬合力を減らすことが出来ますから、ご自分の歯牙の寿命が長くなるのです。
A4:嘔吐反射がある人
嘔吐反射とは、歯茎や粘膜に異物が触れると吐き気を催す反射です。
この嘔吐反射は非常に個人差が大きく、程度が激しい方は、奥まで入れ歯を入れることができません。
小さい入れ歯で安定すればいいのですが、安定しない場合、やはり入れ歯という治療方針が適当ではないということになります。
それでは、このようなケースでは、どのように対応したら良いのでしょうか。
やはりこのようなケースにおいても、インプラントが効果的です。
実際インプラントの埴立さえ成功させれば、入れ歯のように、粘膜に維持を求める必要がないので、
不要な嘔吐感はなくなるのです。

入れ歯が向かないタイプってありますか?またどのように対応したらよいのでしょうか?その1

入れ歯が動く人
入れ歯の痛みの大きな原因の一つには、入れ歯が動いて粘膜がこすれるケースです。
この場合には、入れ歯が動かないように、入れ歯の外形を変える必要がありますが、
患者さま自身も入れ歯が動かないような入れ歯の使用方法を体得する必要があります。
タイプとしては、下顎の総入れ歯の方が多いです。
それでは、入れ歯を動かないようにする効果的な方法はあるのでしょうか?
入れ歯が動かないようにインプラントを利用する方法が効果的です。
この方法であれば、少ない本数のインプラントで入れ歯を固定することが可能となります。
A2:歯茎が薄い人
この場合には、患者さま自身の顎の骨と入れ歯の間に挟まれた歯肉の厚さが薄いために、
歯肉が挟まれて痛みが出ているわけですから、物を咬む力を減らして入れ歯を使用する必要があります。
入れ歯による痛みを感じないようなレベルで咬むような食習慣を体得できる方は、入れ歯のままで問題ないということになりますが、若いころのように、
あわびやつぶ貝などの海の幸も、意識せずに食事がしたいという方には、入れ歯という治療方針自体が不適当ということになります。
このような方には、やはりインプラント治療がお勧めです。
歯肉が薄いタイプであろうとも、顎の骨でダイレクトに咬む力を受け止めるインプラントであれば、若い時のように食べものの種類を選ぶことなく食事を楽しめるからです。

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